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ベルセルク17巻のあらすじと感想

ベルセルク17巻のあらすじと感想

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見ざる者

○あらすじ
夜が迫り、ガッツはあせる。そこに登場したのが、鍵を持ったパックだった。いやいやパックにお礼を言って鍵を開けたガッツは、ファルネーゼの天幕に向かう。

○感想
17巻の表紙、穏やかな顔のガッツと横に立つパックがいいですね。ガッツが少しでもこういう顔になれるのはパックのおかげかもしれません。

今回は冒頭からパックのギャグが炸裂します。


奇跡の夜

自分の横を通り過ぎた魔物に驚くセルピコ。転倒してしまう。パックは堅い世界を持っている大寺院の僧侶のような人には、エルフが見えないのだと語る。

ファルネーゼのような堅い信仰心の持ち主は、エルフなどいないと信じ込んでいるので、エルフが見えないということでしょうか。それをいいことにファルネーゼで遊ぶパック。

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去来

ガッツが野犬を蹴散らしている間に、ファルネーゼは馬に乗って逃げようとする。だが、馬も魔に取り憑かれていた。

あの馬の目、とても恐ろしいです。今回、ファルネーゼが素直に「は、はい」といっています。普段なら絶対に言わないでしょう。誇り高き彼女が。


真実の朝

ファルネーゼは、自分の無力さ、矮小さ(わいしょうさ)を強く感じていた。彼女の心に、魔物たちがささやくのだった。お前の心には暗い暗い欲望があるのだと。

うーん、パックがいうようにファルネーゼはなんだかかわいそうですね。あれでかわいいところもあるんです、とセルピコが言っていましたが、それは彼女の弱さのことかもしれません。


啓示

世界のあちこちで、戦争や疫病、災害などに苦しんでいる人々。彼らは同じ夢を見た。白い鷹が舞い降りる夢を。彼らはそれが求めしものである、と直感した。

断罪篇の生誕祭の章が始まりました。古今東西、人間の苦しみというものは変わりませんね。その中で人々が救いを求めるのも当然のことです。

これまでは例えば法王庁の説く信仰などの、人の造りし神だったのですが、これからは鷹という絶対的な救いが地上に舞い降りそうです。


啓示2

シャルロットの名をうわごとで呼ぶ国王。城内では早くも新女王が誕生した後の権力争いが始まっていた。

オーウェン卿はシャルロットの部屋に行く。彼女は自室に引きこもってしまっていた。

久しぶりに姫を見ることができました。侍女のアンナも健在でよかったです。それにしてもあの名君だった尊厳王があんな惨めな姿になってしまうとは。

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啓示3

300人の傭兵を一人で悠々と倒す不死(ノスフェラトゥ)のゾッド。しかし、彼は強者が人の中にいないことを嘆いていた。

そこに現れたのは白い鷹。もちろんゾッドはその正体を知っている。強者をひたすら望むゾッドは勝負を挑むが、彼の角の一つは地面に落ちていた。

やはりゾッドは烙印の剣士・ガッツが気になっています。使徒と戦っても満たされないそうです。


刃(やいば)の亀裂

2年ぶりに、エリカの前に現れたガッツ。リッケルトも再会を喜ぶが、キャスカが1カ月前にいなくなったことを知り、ガッツはリッケルトに詰め寄る。

エリカはパックを見たのが初めてでしたね。蚊を叩くようにビタンとパックが叩かれています。妖怪扱いですし。


かよわき炎

エリカとリッケルトは、雪原に作られた墓を見せる。たくさんの剣が鷹の団の墓標になっているのだ。リッケルトが練習を兼ねて造った剣たちだ。

ガッツは、リッケルトが彼らしい健やかな強さで、仲間の死を受け入れて新たな道を歩もうとしていることを知る。

パックとリッケルトは以前に会ったことがあります。リッケルトを残した鷹の団別働隊が使徒どもに殺されてしまった後、リッケルトはパックもいた旅芸人の一座にたすけてもらったのです。

リッケルトは蝕の時、何が起きたかを知りません。彼が知っているのは、竜巻の中で何かが起き、仲間たちが皆死んでしまったことだけです。その理由を知らないまま、彼らの死を受け入れるというのはなかなか難しいことだったはずです。


聖地へ

睡眠中のエリカはパックを栗と間違えて食べようとしている。リッケルトはガッツの装備を直している。そこへパックがやってきた。

リッケルトは、キャスカがいなくなってから笑わなかったエリカがパックのお陰であんなにはしゃいだ、と礼を言う。

本当に、パックがいなければ「ベルセルク」は真っ暗なストーリーになってしまいます。ときどきパックが暴走しすぎなときもありますが(笑)。


聖地へ2

崖の上からモズグスに恨みを持つ民衆が襲ってきた。モズグスの馬車の中に入ろうとする男たちは、逆に倒される。

馬車の中には黒装束の不気味な男たちがいた。そして、モズグスも姿を現す。異様に平らになった顔だ。

民衆は自分たちの村が飢饉で、布施(ふせ。寄付)を出せないので今年は布施を止めさせて欲しい、と頼んだだけなようです。どう考えても民衆に罪は無いと思うのですが。モズグスという男は狂信的としか思えません。
17巻のネタバレ有りレビュー


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