ベルセルク25巻のあらすじと感想
スポンサードリンク
魔法の剣
○あらすじ
セルピコの振った剣は、離れたところのトロールたちを切り裂いた。その威力に彼も驚く。イシドロも短剣で戦おうとするが、トロールたちは大群で押し寄せる。
○感想
予想以上の威力でした、妖精の力。イシドロの短剣の威力も見たかったですが(笑)。
罪の鏡
剣でトロールを倒すガッツ。シールケは寺院の屋上に立ち、ここに防壁を張ると宣言する。しかし外道の術を行わせるわけにはいかぬと、司祭はシールケを止めようとする。
司祭は何か優先順位を間違えているようですね。人の命よりも他のことを優先させてしまっています。
魔術(マジック)
屋上のファルネーゼたちが危ない。ガッツはセルピコとイシドロを助けに向かわせる。ファルネーゼはキャスカが襲われたのを見て、ナイフで必死に敵を追い払う。
ファルネーゼがどんどん人間的に強くなっています。寺院に入ったイシドロは短剣にお前もちっとは気張れといい、燃やされます(笑)。
イシドロがトロールに腐れムーミンと言っていますが、ムーミンもトロールですから正しいです。
スポンサード リンク
祈りの奥義
空からの光がトロールを崩れさせる。シールケが防壁を張ったのだ。彼女は司祭に、この力をもたらした偉大な存在は、法王庁の聖典にある四方の守護天使と同じなのだ、と言う。そして、触れ得るほどはっきりと心に対象を思い描けば、現世ならざる者と触れあえるのだと。
シールケの術と言葉に、ファルネーゼも感銘を受けたようです。
魔群
巨鬼(オーグル)に立ち向かうガッツ。シールケが再び術を使う隙を作るためだ。だが奴はタフで、腕を落としてもくっつけてしまう。
不死のゾッドが腕をつないでいたのを思い出しました。
魔群2
ガッツはオーグルに深手を負わせるが、奴はまたも立ち上がる。セルピコはケルピーを相手にするが、風の精霊の攻撃も敵が水の壁で防いでしまう。
使徒でもないのに結構手強いです。
激流
ここがかつて水のエレメンタル・ウィンディヌの神殿だったことをシールケは知る。ケルピーの顔に攻撃できたセルピコだが、水に跳ね飛ばされ、トロールの武器にたたきつけられてしまう。
ガッツはピコリンを助けようとしますが、オーグルが邪魔をします。
スポンサード リンク
シャーマン
大量の水が、敵を押し流した。しかし、シールケが水の精と一体になってしまい、術が解けなくなる。
イバレラは杖を鳴らしてシールケを呼び戻すという方法を思い出す。
題名のシャーマンとは、自然霊や死者の霊の力を操る祈祷師です。シールケの魔術を見ていると、魔導師というよりまさにシャーマンという感じを受けます。
闇(クリフォト)
シールケは村人に魔女としてもてはやされる。彼女は司祭に、昔祀られていた川の精を祀るほこらを立ててくれるように頼み、司祭も承諾する。
司祭も魔術を目の当たりにして、何かを学んだようです。
汚濁
クリフォトを進むガッツたち。ぶきみな生き物たちのいる奥の洞窟がトロールの巣だという。
ファルネーゼは目を覚まし、やっとシールケの思念が通じる。彼女はあたりの風景に怯えつつも、キャスカを気丈に守るのだった。
笑い茸をとったり、火でイシドロを燃やしてしまっていたファルネーゼもだいぶ成長しました。でもここの惨状は酷です。
25巻のネタバレ有りレビュー
広告
ベルセルク全巻セット(アマゾン)
一気に読める単行本セットです。
2012年5月22日 | カテゴリー : 1-30巻のあらすじと感想