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ベルセルク5巻のネタバレ有りあらすじ・感想

ベルセルク5巻のネタバレ有りあらすじ・感想

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グリフィスはガッツが戻っていないことを知り、ジュドーとピピンを連れて助けに戻ります。グリフィスに引き上げられたガッツですが、二人乗りの馬では敵に追いつかれます。

もうすぐ森を抜ける。森を出たところで散開するグリフィスたち。そこには大砲などが待ち構えていました。

森から出てきた敵に攻撃を加える友軍。こうして見事な勝利に終わりました。いやあガッツがどうなることかと思いました。彼を見捨てなかったグリフィス。こういう人物だからこそ、部下に信頼されているんですね。

城内で酒盛りをする鷹の団。しかしガッツは屋上で一人座っています。ジュドー達がお前の入団祝いもかねていると誘いに来ます。ピピンが彼を簡単に担ぎ上げ、ガッツは宴の席で仲間に祝福されます。

考えてみれば、ガッツが歓待されるなんて初めてのことではないでしょうか。ピピンの名ゼリフ「照れるな」。


覇王の卵

ジュドーの名言「鷹の団(ここ)ならきっと見つかるぜ、おまえさんの居場所がさ」。彼はまるでガッツがどういう人生を歩んできたか、見透かしているようです。

下に降りたガッツは、グリフィスと水を掛け合います。水をかけられて髪が下がったガッツの顔は貴重です。

ガッツはグリフィスの首にかかった奇妙な首飾りを見つけます。これは、ベヘリット、別名を覇王の卵といって、グリフィスが昔ジプシーの婆さんから買ったものです。

グリフィスいわく、これを持つ者は自分の血と肉と引換に、世界を手に入れる運命なんだそうです。血と肉というのが不気味ですが、すごいものですね。

グリフィスの名言「オレはオレの国を手に入れる」。これが彼の野望だったのです。

扉絵を飾る名言「この世界には人の運命を司る何らかの超越的な”律”…”神の手”が存在するのであろうか?少なくとも人は自らの意志さえ自由にはできない」。非常に哲学的な言葉です。

ベヘリットを掴んでいる魔物のような手も不気味です。使徒やゴッドハンドに転生できるということは、やはりその力の源である神が存在するのでしょう。

神の手ということはゴッドハンドですね。彼らは神の意志の執行者ということでしょうか。

人は自らの意思さえ自由にできない。正に名言です。例えばガンビーノでも、ガッツにつらく当たったことを本当に自分が望んでいたのでしょうか。

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ミッドランド軍

鷹の団はミッドランド軍に参加しています。黒羊騎兵団に一人でぶつかるガッツ。彼の恐るべき腕前に敵もひるみます。そこへグリフィスたちが突撃。勝利です。

敵の名ゼリフ「白い鷹グリフィス率いる傭兵団…戦場の死神どもだ!」。確かに死神には会いたくありません。

グリフィスは、ガッツの独断専行すら策の内だと語ります。さすが戦略家。ガッツが勝手に動いた場合とそうでない場合のプランを練っているんでしょうか。

キャスカは千人長なんですね。ナンバー2なので当然ですが。

自分たちの晴れの舞台にも出席せず、一人重りをつけた剣を振るうガッツ。こうしないとあの筋肉はつけられません。ちなみにダンベルは、昔の戦士が筋肉を鍛えるために金属製のベルを使ったことから名付けられたそうです。


ゾッド現る

部下のガストンに必死に引き止められるガッツですが、一人城内に入っていきます。ちなみにガストンは私のお気に入りキャラクターです。

城内の兵士は、超人的な力で吹き飛ばされたような死に方をしていました。その先には、数多の兵士たちの変わり果てた姿と、不気味な男が。ゾッドです。

ゾッドの剣の硬さは互角と読んで、ガッツは敵の剣を斬り、肩口から手傷を負わせます。

ゾッドの名言「貴様が初めてだ。オレの体にこれだけ深く剣を撃ち込んだ人間は…三百年に渡る殺戮の日々においてな!」。セリフを聞いているだけで恐ろしいです。

300年以上生きているということは、やはり人間ではありませんね。ちなみにこの1年ほど後、グリフィスがフェムトに転生して5人目のゴッドハンドとなります。

ということは、その216年前に4人目が生まれたことになります。ゾッドが転生したのはその少し前ということになりますね。300年も戦うために生きているとは、真のもののふです。


喜びのゾッド

ゾッドはガッツのような強敵に巡り会えたことで喜びます。彼の名言「嬉しいぞ…!久しく忘れていた…この血の沸き立つ感触…!」まさに戦うために生きているようです。

さすがのガッツも倒れ、ゾッドはとどめを刺そうとします。そこに矢の攻撃が。グリフィスたちが援軍に来たのです。戦いを汚されたと怒ったゾッドは多くの兵を殺してしまいます。

グリフィスは全員撤退を命じ、自分はガッツを助けに行きます。その前に立ちふさがるゾッド。さすがのグリフィスも冷や汗をかいています。

ゾッドはしっぽでグリフィスを倒し、ガッツを落とされた片腕で殴り、腕をつなげてしまいます。うおー、再生能力があるんですか。そういえば伯爵も再生してましたね

ゾッドの名ゼリフ「そしてその2人を…同時に失うとはな…」。さすがの彼も、強敵二人に驚いたようです。

グリフィスを殺そうとするゾッドは、彼のベヘリットに驚きます。真紅のベヘリット、覇王の卵です。ゴッド・ハンドの、と言いますが、もちろんガッツたちには意味がわかりません。

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真の友

そうか、そういうからくりかと笑うゾッド。天井に穴を開けます。建物の中ででかくなると、入り口から出るのは無理ですからね。

ゾッドはガッツに予言をします。「貴様がもしこの男にとって真の友といえる存在ならば…心しておくがいい…この男の野望が潰える時…貴様に死が訪れる!決して逃れられぬ死が!」

こんな預言されたくないですよ。貴様は宝くじに当って億万長者になるとか言ってくれればいいのに。

それはともかく、ゾッドはなぜかガッツが死ぬことを知っているようです。グリフィスの野望がついえると言いますが、剣術も格闘も用兵も、人心掌握も優秀なグリフィスの野望が打ち砕かれるときが来るのでしょうか?

翼を広げたゾッドの姿が迫力満点です。


ウィンダム城

城の様子がとてもリアルに描かれています。迷子になりそうな複雑な構造です。

大臣や司祭などがいるといっても、気にせずにグリフィスに会おうとするガッツ。なんでお前はいつもそうなんだ、と怒って殴るキャスカ。

これを見たコルカス、あごがコマからはみ出ています。なにもこんなところで迫力を出さなくても(笑)。

しかし、リッケルトも、最近グリフィスが遠い存在になったとつぶやきます。

一人剣を振るうガッツ。グリフィスが訪ねてきます。彼は出世するためには政治家の相手をするのも必要だと考えているのです。政治力も高いです。

ゾッドについて、あんな化け物がいるのなら、神と呼ばれるような存在がいるのかもしれない、とグリフィスがいいます。ガッツが「悪魔じゃねーの」というと、「さーね、同じことだろ」と答えるグリ。

3巻などを読み、ゴッド・ハンドや使徒の存在を知っている私としては、ここは実に興味深いところです。彼らの神がいるなら、それはやはり悪魔でしょう。

そして、悪魔のような神がいる一方で、人間を救ってくれる神はいそうにありませんね。神がいるなら、なぜ戦いで多くの将兵が死ななければならないのか、と思います。


剣を振るう理由

ガッツは、なぜゾッドの時に助けに来てくれたんだ、とグリフィスに聞きます。それに答えたグリフィスの名言「オレが…お前のために体をはることに…いちいち理由が…必要なのか…?」。

彼にとってガッツは、もはやただの優秀な手駒ではないようです。風にそよぐ葉ずれの音が余韻を残します。


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