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ベルセルク28巻のネタバレ有りあらすじ・感想

ベルセルク28巻のネタバレ有りあらすじ・感想

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ガッツはシールケに、お前はできすぎなんだ、子どものうちから他人に気を使ったり小利口にまとまっていると、ひねた大人になると言います。

反発するシールケですが、師匠を亡くした悲しみに泣き、ガッツに抱きつきます。その点ガッツは悩みを打ち明けられる人がいないので大変ですね。ドクロのおっさんも悩みは聞いてくれそうにないですし(笑)。

イバレラはシールケがガッツに恋をしたと考えます。シールケがイバレラを帽子に入れちゃうのが面白いです。

そこに現れたのは、髑髏の騎士です。彼の後ろの星空がとても綺麗です。騎士は目はいくつかの色を失い、舌は味を失う、指先は震えにつかれると言います。

まさにガッツがこの状態になってしまっているのでしょう。これは恐ろしいことだと思います。そしてこのままあの鎧を使い続ければ、光や声など多くのものを失うと。

声を失うというのはしゃべれなくなるということでしょうか。騎士も体験したことなんですね。まさに冥府魔道。


時の理

シールケがあの鎧はあなたが使っていたものではと問い、騎士がそれを認めます。「遠い昔、我等が時の理の中に在った頃」と。時の理というのは人間が寿命が来たら死ぬということでしょう。

フローラもそうですが、騎士も昔は普通の人間だったということですね、当たり前ですが。あれ、そうするとゾッドが鎧のことを知っていたのは?ゾッドは300年しか生きていませんが。

時の理というのは少し違う意味なんでしょうか。ちょっとこのあたりはわかりません。

ガッツは騎士に使徒どもがフローラを襲った理由を聞きます。騎士は、鷹が多くの軍勢よりも一人の力有る魔女を障害とみなしたのだろうと答えます。

最後に希望をひとつ、と語る騎士。エルフヘルムにいる妖精の主は名を花吹雪く王というそうです。あんにゃろ一言もそんなこと言わなかったというガッツ、後ろを向いてうかつでしたとつぶやくシールケが笑えます。

そして、その者の力を以ってすれば、恐らく可能だ、烙印の娘の心を取り戻すことが、と騎士が語ります。これには驚きました。

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少年

そして姿を消した騎士。一方、一人で歩いていたキャスカは、裸の少年に出会います。何者?キャスカになついているようですが。

キャスカを探しに来たイシドロたちがこの二人を見つけ、そこにガッツたちも来ます。小屋に帰ったシールケは、キャスカの心が戻ると皆に告げます。ただ、やはりガッツは騎士の言葉が気になっていました。

パックは妖精王・花吹雪く王のことをなんで黙っていたと聞かれ、無言です。どうやら王さまがそんなに偉いとは知らなかったらしいです。

少年はガッツにも興味があるらしく、彼の背中に乗ります。この様子、少年はガッツとキャスカの間に生まれたあの幼魔でしょうか?ただ幼魔の体はグリフィスの肉体となりました。

ということは、子の精神とか魂だけが少年と化したとか?まだ不明ですが。

少年を抱えたガッツとキャスカが親子みたいだと思うイシドロとパック。イバレラがシールケに略奪愛をけしかけ、イシドロたちが「りゃく?」というのがおかしいです。イバレラを再び帽子に入れるシールケの口が深海生物のオオグチボヤみたいでかわいいです。

ファルネーゼもガッツたちの姿を見て、なんだか寂しそうです。それをセルピコは見逃しません。


満月の下

そうか、護符は死霊にしか効かないんですね。ワニどもは誰かの操る魔道生命体だそうです。小屋に入ってきた奴はガッツがボウガンでやっつけます。

気づけば小屋の外にもワニ型の敵がうじゃうじゃ。セルピコとイシドロが応戦します。ガッツも剣を手に結びつけます。

セルピコは風の力でふわりと飛んで優雅な戦い。イシドロは転がり戦法を使いますが、敵の口の前に転がってしまいます。パックがそれじゃ餌になるようなものだと諭します。確かに。

そこで、木の実をまずは投げつけます。ワニにも聞きました。聖なるものなので魔になら魔道生命体でも効くんですね。そしてひるませたところをモーガンにもらった剣と火の短剣で攻撃します。おー、戦いの型ができてきた。

しかし油断するイシドロに動きを止めるな、とパック。本当に今日は師匠らしいです。あの格好はやはり「スターウォーズ」のジェダイマスター・ヨーダがモデルでしょうね、前にイシドロは暗黒面にどっぷり、と言ってましたし(笑)。

ガッツも剣をふるって敵を倒します。今のところは正気のまま戦えていますが。

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術者

シールケは小屋に防壁を施し、とりあえずワニを防ぎます。そして近くに術者たちがいるのを捕らえ、セルピコが術者を倒します。それはクシャーンでした。

おそらく、クシャーンの術者が(ダイバか?)ガッツたちのオドをとらえて、攻撃させたのでしょう。

これで一件落着かと思ったら、セルピコが逃げてきます。その後ろには、クジラのような巨大な魔獣が。

セルピコは風に舞い、目を狙おうとしますが、敵が鼻から潮を吹いたために吹き飛ばされてしまいます。彼はガッツに負担をかけまいと先陣を切ってくれたのだと思います。

ガッツは鎧の力を抑えて斬りかかりますが、敵に吹き飛ばされます。その目に映ったのは自分も戦おうとするイシドロと、それを止めるセルピコ。そして困惑するシールケたちの姿でした。

仲間を守るために、あえてガッツは鎧に身を委ねます。そして超人的な動きでマカラを攻撃します。シールケは彼の意識を引き止めることにします。このままでは傷も開き、ガッツがさらにひどいことになってしまいますからね。


謎の光

ワニもすべて倒したガッツ。セルピコたちの方に向かってきます。セルピコは下がって、といって剣を構えます。彼にとってもファルネーゼだけでなく、イシドロやシールケたちも守るべき仲間となっているはずです。

ガッツの心のなかには、手を広げた謎の光が現れます。「だめ」と語りかけて。

ガッツが水面を見上げる場面、とても美しい描写です。まるで深海から上を見上げているような。シールケに引き上げられたガッツは正気を取り戻しますが、結局あいつ(ドクロのおっさん)の言ったとおりかよ、と地面をたたきます。

騎士が温もりも失うと言っていたのは、仲間まで殺してしまうという意味だったのかもしれません。そして、それは騎士自身の苦い体験だったのかも。

しかし、シールケやファルネーゼに慰められたガッツは、気を取り直します。ただ、セルピコはガッツがこちらに襲ってきたことを鋭い表情で思い返していました。このままではいつ自分たちがやられるか、と思ったのでしょう。


消えた少年

気づけばキャスカがいません。少年がいなくなり、探していたようです。ガッツはまさか、と思います。自分とキャスカになつき、見つめていた少年。そして心に現れた光。

彼はあの少年と光は同じであり、少年は自分とキャスカの子どもかもしれないと思ったのだと思います。幼魔は何度もガッツの旅で現れていましたから、ガッツのことをよく知っています。そうであれば、ガッツが甲冑に取り込まれそうになっていることや恐怖にかられて仲間を殺しそうになっていることもわかっていて不思議はありません。

あの少年は花吹雪く王では、という説もありますが、ガッツとキャスカに抱きついていたところなどを考えると、私はやはり幼魔だと思います。幼魔の体はグリフィスとなったけれど、幽体(の一部?)は少年になったのだと。

海上に浮かぶ巨大な船。そこにはダイバと呼ばれる男がいました。クシャーンの術者のようです。海岸一帯を襲わせたのも彼の仕業です。宙に浮き、なにやらタバコのようなものを吸っています。とても雰囲気あります。

シールケが、偉大な魔術師は空も飛べると言っていましたが、ダイバはそれでしょうか?


セルピコは紋章を見て、どこの国の兵隊か言い当てます。彼は紋章官ですからね。ミッドランドやチューダーだけでなく、他にも法王庁教圏にはたくさん国があるんですね。

私達の世界で言えば、キリスト教やイスラム教を信仰する国がたくさんあるような感じですね。

セルピコはガッツがグリフィスの名前を口にしたことを知りませんが、ファルネーゼは断罪の塔で気づいていました。パックも3巻でフェムトをガッツがグリフィスと呼んだのを知っていますし、蝕でなにがあったのかも知っています。

イシドロは鷹の団のなんとかという切り込み隊長がアホみたいに強く、その話を聞いたお陰でこの道に入ったと語ります。まさかそれがガッツとは知らないわけです。

ファルネーゼは、その切り込み隊長こそガッツで、グリフィスと因縁があることに気づいたはずです。

シールケは魔女の格好をしているので兵士に咎められます。イシドロが帽子をはたいたら、帽子が落ちて馬車にひかれてしまいます。この帽子と服はフローラの手作りで、形見だったんですねー。


魔女探し

ショックを受けたシールケはどこかに走り去ってしまいます。自分たちは宿を探すから彼女を探してこいというガッツ。

シールケは街中で、奇妙な人影を見ます。勝手な理由で殺されたクシャーン人の奴隷の怨霊でした。シールケは兵のオドを操り、彼らを荼毘に付させます。

つまり火葬にしたということです。その様子をある少女が眺めていました。

シールケは巨大な戦艦も目の当たりにし、この船は何を運び、どこへ行くのか、兵士たちが何のために集まっているのかと考えます。そして、これがガッツやセルピコたちの属する世界なのだと。

フローラも、こういう現実をシールケに知ってもらいたかったのだと思います。戦争が絶え間なく起こり、人々が簡単に死んでいく世界を。魔道とは万象を探求する学問ですから、こうした現実を知ったシールケがどう生きていくのか、気になります。

イシドロはシールケを探します。かぼちゃに彼女の顔を書いているのがそっくりで、とても面白いです。たぶん八百屋から盗んで、その親父さんに頭を大根で殴られているのでしょう。


騎士

パックと魔女が見つからないと話すイシドロ。その言葉を聞きつけた騎士がいました。読者は彼の名がミュールだと知っています。

ソーニャはシールケが魔女だと見抜き、アヒルの話をします。自分はアヒルの群れの中にいた醜いトンビだと。アヒルはカラスに襲われていましたが、白い鷹が助けてくれました。

トンビは自分だけが鷹と同じ空を飛べることを得意に思っていましたが、アヒルの王女が現れてしまいます。むくれたトンビは海を見て気を紛らわしていたのです。

これは面白い例えですね。アヒルの王女はシャルロットです。アンナもちゃんといます。不思議な能力を持つソーニャにすれば、シャルロットはアヒルでしかないでしょうね。

森のフクロウと出会ったトンビ。二人は友達になります。ただ、今後二人が友達同士でいられるかどうか…。鷹はフクロウのお師匠さんの敵ですから。

理解してくれる人はいるの、と聞かれてガッツの姿を思い浮かべるシールケ。さっそく「ズバリ恋ね」と見ぬかれてしまいます。帰ろうとするシールケは、クシャーンの子供たちが追われているのを見ます。

シャルロットでもソーニャでも、グリフィスが魔そのものということを知っても、それでも彼を崇拝するのでしょうか。


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