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ベルセルク34巻のあらすじと感想

ベルセルク34巻のあらすじと感想

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盲目の巨神

○あらすじ

民たちは遠くにある巨大な姿を見つめていた。空を覆う暗雲の中央にそびえる、ガニシュカの姿を。

ガニシュカは足元にいる自軍の兵すら踏みつぶしてしまう。

○感想
とにかくでかいです。あんなのをグリフィスといえども倒せるんでしょうか、と思わず思ってしまいます。

34巻の表紙はフェムト(グリフィスのゴッド・ハンドでの姿)です。この姿を見るのは(回想シーンを除けば)蝕のとき以来ですね。時間軸としては3巻で伯爵が呼び出したとき以来です。


放魔

ガニシュカがばらまいた火の玉は地上に落ち、そこから奴の分身のような魔物が無数に誕生する。魔物たちはグリフィス軍の方に向かってくる。

グリフィスは陣形を整えるが、敵は巨大だ。

使徒たちの兵は戦魔兵と名付けられているんですね。ガニシュカも使徒なので、まさに使徒同士の争いになりました。

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人外の戦場

使徒とガニシュカの分身のようなバケモノたちとの壮絶な戦いが繰り広げられる。その中で死んでいく使徒もいる。だが、戦魔兵の変身した姿を見た人間たちは、恐怖を感じる。

蟹のような使徒が、不気味でかっこいいです。使徒は死んでしまえば必ず地獄に引きずり込まれますが、それでも絶対の主であるグリフィスに付き従うことは無上の喜びなんですね。


鷹の巫女

ソーニャは浮き足立つ人々の心に語りかける。人、魔物、それがどうした? 今血を流しているのは誰なのか、と。

そして、自ら剣を抜き、敵に向かって突進した。

あーあ、無茶してます。ただ、この命の懸かった状況で自分たちのために戦ってくれているのは確かに魔物たちです。なにしろもう世の理が終わっているのですから。

でも、ソーニャが無謀な突進をするほど怒ったのは、一番にはそれだけグリフィスに心酔しているということだと思います。

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混沌

人と使徒と敵とが入り乱れた戦場。そしてそれぞれが死んでいく。だが法王は、この混沌とした戦場において、不思議な高揚感を感じていた。

アーヴァインはあの角が弓になっているんですね。人の姿をしているときでさえ十分強力だったのに、さらにパワーアップしています。

ソーニャがその背にしがみつきますが、毛がボフっとなるのが気持ちよさそうです。


飛翔

ガニシュカの巨大な足が、自らの分身も、使徒も、兵士たちも踏み潰し始めた。おもむろに飛び立ったのは不死のゾッドだった。

考えてみると、今回の戦いは人と使徒とが共生していく第一歩となりそうです。ただ今後も人が異形の者と仲良くしていけるのかは不明ですけれど。


逆光

ガニシュカの生涯が語られる。小国の王子として生まれた彼は、弟を帝位につけようとした母によって殺されそうになる。逆に弟を殺し、母に身投げをさせた彼は、自らに猜疑の目を向ける父も殺したのだった。

ガニシュカの生涯は、ベルセルクにしては典型的な話でした。ただ、もし自分がこの境涯だったらと考えると、生きるのが嫌になるのもわかります。

権力者によって蹂躙される下層階級の者もつらいですが、親兄弟で殺し合い、家庭のぬくもりなどない権力者も不幸ですね。


亀裂

ゾッドは騎士に襲いかかるが、騎士は身をかわす。だがフェムトは「待っていた」と声を発する。

うーん、敵はそう来ましたか。


開闢(かいびゃく)

世界の至る所が光に包まる。船に乗っているガッツたちも。そして、ユニコーンややまたのおろち、ハーピーといった怪物が姿を現すようになった。

なるほど、世界が変わるというのはこういうことですか。まさにファンタジー世界ですが、これが人間たちにとってよいことにはならないんでしょうね。

それとも人間世界は光りあふれるものになり、グリフィスに刃を向けるのはガッツたちだけになるのでしょうか。それはそれでダークな展開です。


幻造世界(ファンタジア)

巨人やドラゴン、亡霊などが世界に姿を現した。人々が語り継ぎ、望んできた幻想世界が現実のものとなったのだ。

人々は村を襲うオーグルたちを望んできたのか、そこはちょっとひっかかるのですが。しかし今後暗黒世界が訪れるとして、その殺伐とした世界は人の意識が根底で望んでいたものだと言われればそうかもしれません。

戦争でも犯罪でも、人が望むから起きるのですから。
34巻のネタバレ有りレビュー


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