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ベルセルク32巻のネタバレ有りあらすじ・感想

ベルセルク32巻のネタバレ有りあらすじ・感想

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そして大帝に勝負を挑んだゾッドですが、雷に打たれて水の中へ落ちます。あの彼がたやすくやられている姿、あまり見たくない気もします。そしてそこには黒い剣士・ガッツの姿が。

水上へ飛び上がったゾッドの背中にはガッツが捕まっています。霞を貫く矛(ほこ)は無いと言うゾッド。シールケに通常の武具では倒せないと言われたガッツは、ゾッドの首に剣を当て、自分の言うとおりに飛べ、と命じます。

切り裂いてみせろ、とゾッドがいうシーン、ちょっと二人がかわいく見えてしまうのは私だけでしょうか。シールケは大帝の幽体は眉間にあると見抜き、ゾッドが眉間に向けて突撃します。

そしてガッツのドラゴン殺しが眉間を貫きました。みごとな連携プレーでした。

ガッツは雷を浴びて満身創痍なのに、なんとか立ち上がります。ゾッドはその姿を見て、死合いを次の機会に預けると言い渡します。そういえば「試合」は、もともと死合い、つまり殺し合いが語源らしいですね。

ゾッドにしても、満足に戦えないガッツを相手にしても楽しくないでしょう。しかし、ガッツはグリフィスも近くにいるのかと問います。これを聞いたゾッドは、主と戦うつもりであれば、全軍を以って貴様を殺すと言います。

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セルピコのフォロー

さすがゾッドは鷹の団の将を任されているだけあって、なんのために戦うのかをよく心得ています。しかしそこにセルピコが割り込み、「バケモノ同士のケンカなんて知ったことではない、そうですよね?」とガッツに言います。

うーん、ナイスフォローです。考えてみればガッツが今の状態でゾッドには勝てないですから。セルピコに助けられたようなものです。

こっちにも用はねえ、というガッツの言葉を聞き、ゾッドと使徒たちは飛び去ります。こうしてやっと、ガッツたちはひとごこちつくことができるようになりました。

考えてみれば、館の中、港、大帝とずっと戦いっぱなしでしたね。その前にセルピコとの決闘もありましたし。負傷したガッツを運ぶ一同。ちょうどいい小舟をイシドロが見つけます。

そして、パックはそこにあのアザンが寝ているのを発見しますが、放置します。これも因果律の定めでしょうか(笑)。ロゼリックはあんなのと知り合いなのか、とガッツのことを言いますが、ゾッド以外にも多くの使徒や髑髏の騎士、そしてゴッド・ハンドと知り合いです。

小舟に乗ってロゼリックの軍艦に向かう一同。ガッツは近くにいるグリフィスの気配を感じていたのでしょうか。そして、草原にたたずむグリフィスもまた、両目でガッツのことをみつめていました。

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矢の雨

ガニシュカも戦車のようなすごい乗り物に乗って出陣しています。彼の下知とともに、戦闘が始まりました。大量の矢が放たれ、空が暗くならんばかりです。恐ろしい。

シラットたちはこの戦いの様子を眺めています。ガニシュカに仕えていますが、確かにあれは魔王ですから、従うべきなのか考えちゃいます。

圧倒的不利なヴリタニス軍ですが、はるか遠くから矢が飛来し、クシャーンを倒します。そう、アーヴァインの超遠距離射撃です。足元に矢を差しているのがかっこいいです。

ラクシャスも敵を混乱させて堀に落としたり、象を狂わせたりします。また、崖下にも兵士が潜んでいるようで、いよいよグリフィスが行動開始したようです。

「ベルセルク」の難しいところは、グリフィスが人知をはるかに超えた力を手に入れたところです。このままではガニシュカ軍など敵ではないでしょう。なにしろゴッド・ハンドですから、一人でもガニシュカ軍を全滅させられるはずです。

ただ、髑髏の騎士でもガッツでも、そんな奴を相手にどこまで戦えるのかが見ものでもあります。


意外な援軍

グリフィス軍が、敵を貫きます。ゾッドも人間が相手では、まったく物足りないでしょうけど。

ガニシュカの前に、グリフィスが現れます。大帝は使徒であることから、本能的に震え、すべてが満ち足り同時に飢え渇く感覚に襲われます。

しかし、ガニシュカはグリの手に触れてはいけない、と霧の姿に変身し、自分は奪いし者であって奪われる者にあらず、と言います。使徒なのに主たるグリフィスに楯突くところは、私も見上げたものだと思います。

グリフィスに弱点を見破られたガニシュカは、膝から崩れ落ち、醜態をさらします。しかしグリフィスは、大帝に撤退してくれるように求めます。

彼が霧の姿になれば、捕虜とすることはできないと。なるほど。そして、決戦は魔都と化したミッドランドで行われることになりました。

こうして撤退していくクシャーン軍。戦いは一時終わりました。まあ、グリフィスにとってはたやすい戦だったでしょう。


手応えがあるのか

グリフィスは転生によって超常の力を手に入れ、地上においても絶対者です。この戦いでも、今後の大帝との戦いでも、彼にとっては赤子の手をひねるようなもので、まるで手応えがないようにも思えます。

とすると、グリフィスにとって面白いのだろうか、という気がしてしまいます。ということは、やはり彼の敵となるのは髑髏の騎士、死んでしまいましたが魔女のフローラ、そして何よりガッツということになります。

ガッツが満身創痍でロゼリックの船に乗り込むのをグリフィスは知っていました。彼らが花吹雪く王の力を借りに行くのもお見通しでしょうから、このときにガッツたちを殺すことはたやすかったはずです。

それをしなかったのは、因果律がそう定めていなかったのか、あるいはグリフィスが自分に戦う喜びを与えてくれるガッツをあえて殺さなかったのだと思います。


シャルロット

ミッドランドの貴族たちが、グリフィスが王権を狙っているのでは、といいますが、ロクスに自分たちは戦場で戦ったのかと問い詰められて黙り込みます(笑)。

そして、行方不明だったシャルロット王妃が現れて、グリフィスが自分の婚約者であり、ミッドランド軍の最高指揮官だと言明します。彼女にとって、今は最良の時でしょうね。

法王の脇でソーニャが、「控えおろー」と水戸黄門的な遊びをしています。法王がグリフィスに頂礼をしたことで、彼はカリスマとなりました。

しかし、皆さんわかっているんですかね、グリフィスの正体を。自分のために命すら捨てようとして慕ってくれた鷹の団の仲間たちを、自らの野望のためだけに魔に捧げた男ですよ。

でも、本当は悪い奴が祭り上げられて英雄になるということは現実の世界でもありますね。

兵士たちは法王がグリフィスのことを救いの御手である光の鷹と言うのを聞いて、一斉に歓声を挙げます。

アザンは寝たまま船上に引き上げられ、無賃乗船することになったのです。法王庁を首になったのですが、それもファルネーゼたちをかばってのことです。

ファルネーゼは船室で横たわり、いよいよあの世へ旅立つときが来ました。シールケの言うとおりに意識を空にしてから、光体を思い描くと、光体が体外に現れました。

思わず感激してシールケの体のほうに話しかけるところは笑えます。シールケも幽体離脱しているので。

船外に出たファルネーちゃんとシールケ。大空を飛ぶシーンの海と空が雄大です。


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