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33巻のネタバレ有りあらすじ・感想

33巻のネタバレ有りあらすじ・感想

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ロデリックに尋ねられたガッツは、「あいつはオレの」と答えますが、それを聞いていた幽体のファルネーゼは無意識に肉体に戻ってしまいます。答えを聞きたくないという思いがそうさせたのでしょう。

杖を握りしめたシールケの様子を見ると、ファルネーゼのガッツへの気持ちに気づいているでしょうし、自分も聞きたくなかったのだと思います。ガッツはモテモテです。

まああれだけ死闘を繰り広げていますから、少しはいいことがないと(笑)。

それにしてもガッツはなんと答えたんでしょうか。普通に考えればオレの女だとなりそうですが、それ以上の存在ともいえますし。それとも答えなかったのかも。

その後、キャスカは海に落ちてしまい、ガッツが思わず飛び込みます。ロデリックが小舟を出し、キャスカは助かりました。しかしガッツは義手の重みで再び海中へ。これでガッツが死んだら話が終わっちゃいます(泣)。


失ったもの

ガッツはロデリックに助けられました。さすが船を操る王子です。なのに人工呼吸とかしてないだろうな、と疑うガッツ。

タイトルの水泡は、もろくも消えてしまったガッツとキャスカのきずなを差しているのだと思います。

ファルネーゼはキャスカのためにガッツが何度も死にかけているのに、あなたは何もわからない、と怒りをぶつけます。そしてその言葉をセルピコは聞いてしまったようです。

ピコリンもファルネーちゃんがガッツに惹かれていることは気づいていたでしょうが、この言葉で決定的になりましたね。彼女のためだけに生きている感じのセルピコですが、今後どうなるでしょう。

近づいてきたのはあのひげの海賊どもでした。アザンがイシドロたちを部外者扱いしていますが、いつのまに海の男になったんでしょう。

ファルネーゼのことを頼むと言われたセルピコ。ロデリックは婚約者として彼女を大事にしてくれるし、彼女はガッツに惚れている。セルピコ、苦しいところです。なんかかわいそうです。

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ロデリック

ロデリックが風下に行ったのには理由がありました。まず、他の船に邪魔させて海賊船を動けなくする。そして風上にいる海賊船は仲間の船の煙に巻かれて視界を失う。

そして、風下のロデリックたちは、風によって丈夫な船の側面がせり上がり、射角を取りやすくなり、甲板に被弾しにくくなり、砲弾も込めやすいというわけです。すごく合理的ですね。

こうしてボロ負けした海賊たちは逃げて行きました。

狼は、ガッツの仲間たちはいずれは砕かれ引きちぎられる、と語ります。まるで蝕のときのように。そんなことにはなって欲しくないのですが、例えば妖精王の力をもってしても防ぐことはできないのでしょうか?

海戦が終わり、宴が開かれます。その後、ロゼリックは高所に登ったファルネーゼを見つけて驚きます。そして、彼女がガッツに惹かれていることに気づきますが、キャスカを任されているのだから彼に一番信頼されているのでは、と慰めます。

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ミッドランド

近々決戦の舞台となるミッドランド。フォスの娘や、子供たちは、霧が晴れてクシャーンや魔物たちが都から消えるから、その間に逃げなければいけないという夢を見ました。

もちろんこの夢は、グリフィスが見せたものです。

でもなんで霧が晴れて敵がいなくなるのか、気になりますねー。一方、鷹の団と法王はミッドランドに向かっています。グリフィスのマントに巻かれてクシャーンごっこをするソーニャですが、シャルロットにすっかりグリを取られてしまいましたから、彼の気を引こうとしているのでしょう。

ロクスは、真の夜明けが来ることを予言します。

あの魔し宮にあえて入り、大帝は再転生を果たそうというのです。確かに人工ベヘリットですからね。

都では霧が流れていき、それに触れた妖獣兵や魔物、兵士たちまで肉を失って崩れ落ちていきます。大帝のために戦っているのにこんな末路とは。

これが予知夢にあった、霧とともに兵や魔物がいなくなるということだったんですね。そして霧は大帝の本体であり、大帝は血肉を片っ端から食らいつくそうとしているのです。恐ろしや。

そしてダイバは、幽界(かくりよ)の底からとてつもなく禍々しいものが来ることを知ります。


救出

ラバンは民を集め、的確な指示を下して、皆で脱出しようと呼びかけます。そして自分たちは城に閉じ込められた女たちを助けに行きます。

牢獄の格子には目張りがされており、その中にたくさんの女がいました。目張りは霧を防ぐためですね。

獄舎には予想以上に多くの女性達が収容されていました。まあ、私にとっては天国ですが(笑)。ここにも大帝の極悪非道ぶりが表れています。

しかしこれだけの人数では、予定していた地下水路からの脱出はできません。思案するラバンの目に、空の甲冑が入りました。彼は予知夢の意図を知ったのです。

女たちに甲冑を着せて、クシャーン兵に化けて城外に出るということだったのです。これは考えもしませんでした。

門のところで止められたラバンたち。もう駄目かと思いましたが、そこに一人のクシャーンが来て、書類を出して助けてくれます。こうして無事に門外に出た一行。

男はジャリフという名前で、鷹の団に恭順したクシャーン人です。鷹の団には工作員までいるんですね。


バーキラカ

一難去ったと思えばまた一難で、ラバンたちの前にはシラットとバーキラカが現れます。しかしジャリフは、シラットに鷹の団に仕えてみては、と意外な提案をします。

故郷を失って苦汁をなめてきたバーキラカ。しかし故郷に戻るためとはいえ、非道を尽くすガニシュカに仕えることは、バーキラカの戦士としての誇りを失わせるのではないか、とジャリフは鋭く指摘します。

これはシラットの胸を打ったと思います。彼自身、ガニシュカが外法に手を染めていることは十分に知っていますし。

ただ、鷹が導く先には誰も見たことがない、新しい世界があるというジャリフに対し、シラットは人智が及ばぬものに委ねてよいのか、と疑問を投げかけます。これは名言です。

実際、グリフィスがもたらす新しい世界というものはどんなものになるのか、まだ見当もつきません。ただ、蝕のときにスランが語っていたように、暗黒時代が待っているのは間違いないでしょう。

ただ今のグリフィスが行なっている、故国を守るための完璧な行いと、暗黒時代とが結びつかないのですが…。

シラットはジャリフたちを見逃して去ります。


鷹の団へ

やっとラバンたちは鷹の団の陣営にたどりつきました。オーウェンと久しぶりの再会です。

ダイバが逃げ惑うシーンの前に登場するミッドランドの風景、塔がとても美しく描かれています。

ガニシュカはついに巨大な姿を現します。それを見上げるクシャーン兵が、一人ひとり顔まで細かく書かれています。でもみんなひげは生えていますね。戦場だから剃る暇がないのか、伸ばす風習でしょうか。

グリフィスたちもガニシュカの姿を見上げていました。それは都市の大きさをはるかに超えるものでした。

ガッツのベヘリットはブルブルと震えだし(こいつが震えるとろくなことがない)、パックがこれ(イバレラ)を捧げますからお鎮まりくださいというのが笑えます。

ガッツやシールケは、異変が起きているのを感じました。

巨大な肉の塊が、ミッドランドの城や街をたやすく踏み潰します。そしてクシャーンの兵たちまでも。しかしグリフィスは冷静でした。


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