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「ベルセルク」の作品紹介と魅力

「ベルセルク」の作品紹介と魅力

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「ベルセルク」は、白水社のヤングアニマルに連載されている人気漫画です。巨大な剣「ドラゴン殺し」と黒い甲冑に身を包み、使徒と呼ばれる化け物や死霊などに襲われながらも、過酷な旅を生き抜くガッツ。

彼が旅の先に追い求める者とは?

ベルセルクとは狂戦士を意味します。まさに人間をはるかに超えた戦闘能力で戦い続けるガッツと、仲間たちの冒険を描いたダークファンタジーです。

作者は三浦建太郎氏。先生の画力はとても高く、人物や魔物、城や空などの背景がとても細かく描写されているのに脱帽します。また、ゴッド・ハンドや使徒のデザインが素晴らしいです。不気味な怪物好きの私にはたまりません(笑)。


登場人物

主人公のガッツは筋肉質の体格で、片目、片腕です。もともとはそうではなかったのですが、ある事情でそうなりました。彼の片腕には鉄製の義手がはめられており、なんと大砲まで仕込んであります。まさに一人で一騎当千以上の戦いぶりを見せるところが爽快です。

彼がなぜ、苦難の旅を続けなければいけないのか、そこにはグリフィスという人物の存在があります。

私はベルセルクは、ガッツとグリフィスの「真の友情」の物語だと思っています。

ガッツが大事にしている女性がキャスカ。彼女はもともと、グリフィスの結成した傭兵団「鷹の団」のナンバー2でした。

忘れてはならないのがエルフのパックです。1巻から登場する古株で、重く陰惨なストーリーを明るくしてくれるギャグ担当キャラでもあります。1から3巻の頃はそんなことなかったのに(笑)。

他にも鷹の団のジュドーやコルカス、ピピン、リッケルトといったメンバーなど多彩なキャラが登場します。

ガッツやグリフィス、キャスカたちの名言にも注目です。特にグリフィスはカリスマ性の塊のような人物で、彼の言葉にも説得力があります。

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物語

ベルセルクの一番の魅力は物語でしょう。なぜガッツは人外の者どもを相手に戦わなければいけないのか。千年前に何が起きたのか。ゴッド・ハンドとは何者なのか。

巧みに謎と伏線が散りばめられているので、先が気になってしょうがありません。その鍵を握るのはこれまた正体不明の髑髏の騎士です。とても渋いキャラなので、彼が出てくるとうれしいです。

ただ、ベルセルクのストーリーはまさに大人のおとぎ話。重く、陰鬱です。世界観もまさに暗黒の中世時代という感じで、人々は疫病や戦乱、災害などに巻き込まれています。

その中でグリフィス率いる鷹の団と、そこに参加することになったガッツは希望を持って生き抜きますが、その先に待っていたものとは…。

ちなみにベルセルクは暴力描写や性表現がありますし、物語自体もショッキングなものです。そういったものが苦手な方にはおすすめしかねます。ただ、そういった描写は私はこの作品に不可欠なものだと思います。

実際、現実の世界で幾度も行われてきた戦争とか、魔女狩りなどはああいったものだったはずです。そうした悲惨な世界の中で人々はどう生きるべきなのか。非力な人間でありながら戦い抜くのか、運命と思ってあきらめるのか、それとも「他の力」にすがるのか…。

私はベルセルクに哲学や宗教的なものも強く感じます。

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先が気になって仕方がない

2012年現在、ベルセルクは単行本(コミックス)で36巻まで発売されています。ただ、どんどん広がり続ける世界観を見ると、物語の終結はまだまだ先だと思いますし、そうあってほしいと思います。

作者の三浦建太郎先生は体調がすぐれないこともあるようで、休載になってしまうこともあります。ただ、特に最近のグリフィスたちの戦いを見ると、兵士一人ひとりが非常に細かく描きこまれているので、これは作品を仕上げるのに時間がかかるのも当然だな、と思います。

私はベルセルクのラストシーンを見届けないと、死んでも死にきれない思いです(笑)。ぜひとも三浦先生にはがんばっていただきたいです。

何しろ物語の先が気になってしょうがありません。それはこの漫画が面白いという何よりの証拠です。

ダークな世界観、個性溢れる人物、迫力ある戦闘シーン。まさに名作という名にふさわしい作品ですので、ぜひおすすめします。


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